昔読んだ本で 題名も思い出せないのですが
外国の俳優かアーティストで有名だった男性の手記が
部分的にひとつの映画のシーンのように今も心に残っています


「貧しい家庭だったが 小さい頃から お父さんは
お父さんとしても人としても 頼もしく優しくて
心の中で僕はいつもまぶしく見つめていた
子供の時 お母さんが病気で寝込んでいた頃だった
ある夜 皆で看病してそれぞれが自分の部屋へ寝に行くとき
僕はふと お母さんの部屋から まだ明かりがもれているのに気づいた
そっとドアを開けると お父さんがお母さんのベットのそばに座って
じっとお母さんを見つめていた
「お父さん 寝ないの?」と聞けば
「ああ もう少しお母さんのそばにいてあげたいんだ」と言って微笑んだ
その光景 その時二人を照らしていたほのかな明かり 
その思い出がずっと僕の心に残り続け
大人になってからも 苦しいとき辛いとき死にたいと思うような
色々な出来事の中で 一筋の光のように温かく蘇った
貧しかったがあのような家庭の思い出がいつも自分を救い助けてくれた
そして 僕に 勇気と力をくれるんだ」

心に残るお話

生きる力

家族であれ 友人であれ つかの間の出会いであれ
人との忘れがたい思い出が心を助けてくれ力をくれます
読んでいて とても心が温かくなりました