斎藤孝さんの「声に出して読みたい日本語」から
有名な物語の文章や詩を少し選んでみました
美しい日本語は 読むときも書くときもうっとりします
その深い味わいはいつも私の心の栄養です

美しい日本語

此の世のなごり 夜もなごり 死に行く身を たとふれば あだしが原の道の霜 一足づつに消えて行く 夢の夢こそ あはれなれ・・
いづれの御時にか 女御更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに  いとやむごとなき際にはあらぬが すぐれて時めき給ふありけり・・・
近松門左衛門「曽根崎心中」より
紫式部「源氏物語」より
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに 見えしとき 前にさしたる 花櫛の 花ある君と思ひけり・・
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす おごれる人も久しからず 唯 春の夜の夢のごとし・・
島崎藤村「初恋」より
「平家物語」より