「クリスマスイブのことです 
雪の中をソリが走っていました
すると 突然現れたオオカミの群れに
トナカイが驚いたため 大きく揺れて傾き
一人の赤ん坊が振り落とされました

雪の中で取り残された赤ん坊は
たった一人でじっと夜空にきらめく星を
見つめていました・・その時
夜空のきらめく星の光が赤ん坊の瞳に宿りました

赤ん坊は後から通りかかったお百姓の夫婦に
拾われて育ちます
赤ん坊は可愛い女の子ですくすく育ちますが 
不思議な特別な力を持っていました
美しい心のひとみでまっすぐ人の心や
物事を見抜けることが出来ました・・・」


フィンランドの民話
トペリウスの「星のひとみ」
星のひとみは赤ちゃんの澄んだひとみ 
私たちもきっと今もどこかに持っているんだと
思い起こさせてくれるようです

このわすれなぐさの花びらも空いろ
ここにもまるで星のひとみが
真ん中できらめいているようです
赤ちゃんのひとみも 花のひとみも
まっすぐに美しいです
 

星のひとみ