宮沢賢治さんの世界

青ぞらいっぱい鳴っている
あのりんとした太陽マジックの歌をお聴きなさい

あそこのとこへ
わたしのかんがえが
ずいぶんはやく流れて行って
みんな 溶け込んでいるのだよ

あなたは緑に正しく座して
空と原とのけはいを
きいていられます

嵐から雲から光から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球にとるべき形を暗示せよ

その清麗な
 サファイア風の惑星

銀河系を自らの中に意識して

きれいな風がくるですな・・・  あなたの方からみたら
ずいぶんさんたんたるけしきでせうが
わたくしから見えるのは やっぱりきれいな青ぞらと
すきとおった風ばかりです
     (賢治さん死の床での言葉)