半面のかがやき思ひ
わがねむるこの半球は
春の闇なり
「家を失って どこに住んでも
ボロ家でも 新しい家でも
住めば都
一家が 和んでいれば それでいい」
五島美代子

「愛する日本へ」 ドナルド・キーンさんが遺した言葉
3月はいつも東日本大震災に関しての
ニュースや特集があります
8年たって今日まで乗り越えてこられた人々
インタビューにさわやかににこやかに
答えたおじいさんのこの言葉が
しんみり心に残りました
戦後の平和と民主主義のおかげで
日本全体は 現在を日本の歴史上でも
最良の時代だと感じています けれども もし
日本人がこの幸福を軽んじたらどうなるでしょう
経済的 政治的な目的を達するために
あるいは単に 戦争の恐ろしさを知らぬゆえに
平和も民主主義も犠牲にしてもかまわないと
いう者たちによって いかにたやすく
その幸福は壊されてしまうか
もしも人々が それに気づいていないとしたら
日本人の幸福を守るには この国の最も古い
呼び名のもつ意味を忘れないことです
そうです「大和」 古来この国の名は
「大いなる平和」と 書かれていたのです

「半球は青く輝き 半球は闇に沈む
作者は柔らかな春の闇におおわれた半球で
今 眠りにつこうとしている 雄大で美しい想像
地球の上にいて地球の姿を思い浮かべる
なんでもないことのようだが 地球上で
これができるのは人間だけ」
解説にこう書かれてありますが
はたして 他の生命には?
なんだか 生命は等しくこの地球を
知ってるような気が・・ するような・・
亡くなられたキーンさんのこの文章
読んだ日本人の胸に強く響いたことでしょう
私もほんとうにそう気づかされました