「最後だとわかっていたなら」より
作 ノーマ・コーネット・マレック
「神さまは ボロをまとって現れる
神さまは 体の不自由な者として現れる
神さまは 大バカ者として現れる
神さまは 犯罪者として現れる
あなたの中の最良のものを
引き出すために
最良のもので あなたを生かすために」
あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけてあげて
神さまにその魂を守ってくださるように祈っただろう
あなたがドアを出ていくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまた もう一度呼び寄せて抱きしめただろう
わたしたちは忘れないようにしたい
若い人にも年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
だから今日
あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも 大切な存在だということを
そっと伝えよう
「ごめんね」 「許してね」 「ありがとう」 「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

この文章を読んだとき
昔見た「マザーテレサ」の映画の
1シーンを思い出しました
人がごった返す駅のホームの片すみ
誰にも見向かれず見捨てられたような
老人の前に座り 手を取り見つめていた
マザーテレサの姿を
その時のセリフなどは忘れていますが
憐みや同情でなく
そういう心で見つめていたのではと・・
信仰を持たない者にも 本や映画でも
多くを考えさせてくれます
9・11同時多発テロの追悼集会で読まれ
世界中が涙した詩だそうです 心に響きます