若き日のポエム

   まなざし

遠い昔に 知っていた気がする

その同じまなざし その瞳の色

一瞬が 千年の時を駆けぬけて

広がる心象風景の中に 

あなたを見た気がする

愛を分かちあい 共に生きた

懐かしい思い出が蘇るような・・

  銀色の朝

それは 清らかに凍りついた

白い幻想の中で見たのでした

美しいあなたが

雪よりも軽やかに舞い降りて

静かに羽を休めていた

白い空のどこかで

太陽は 銀の鏡のように

あなたを映してキラリと光った

その時わたしは

あなたの世界に引き込まれて

永遠にあなたを慕う

夢幻の旅に出たのです

   悲しむ君に

森の中で ただひとり

湖の底に沈む花びらのように

静かにただ 悲しみに身を浸す君

なすすべもない 幼い僕の愛

抱きしめてあげたいけど

君は 涙もその胸に閉じ込めて

近寄りがたい清らかさに包まれて

人を拒む  僕は 愛にふるえながら

湖の底に横たわる君を見ていた

  種子

星が生まれる!

はるかな宇宙のどこかで

さらにはるかな永遠の領域で

見守る天使たちの

手の中で生まれる宇宙

決して 私たちの

知ることのないその愛は

誕生の源

すべての星の!

すべての命の!

B・ワイス博士の
「ソウルメイト」を読んで

「ポーの一族」
「はるかな国の花や小鳥」によせて

きたのじゅんこさんの
画集によせて

きたのじゅんこさんの
画集によせて