永久輝せあ

「太宰治の言葉」より

秋を纏う

大人とは裏切られた青年の姿である

愛することは いのちがけだよ
甘いとは思わない


人間の生活の苦しみは
愛の表現の困難さに尽きると言ってよいと思う
この表現のつたなさが
人間の不幸の源泉なのではあるまいか


弱虫は 幸福さえおそれるものです
綿で怪我するんです
幸福に傷つけられることもあるんです


一日一日を たっぷりと生きていくより他は無い
明日のことを思い煩うな
明日は明日みずから思い煩わん
今日一日を よろこび 努め
人には優しくして暮らしたい