暑い夏も 冬霞の巴里に何度も戻っていました
どの場面も 仄暗い下町の巴里が古い絵画のようで
セットも背景も隅々まで味わっています
演出の指田先生のこだわりを感じながら
そこに流れるメロディ 歌 アコーディオンの調べ
この場面は可愛らしい光がこぼれています
エルミーヌと花売り娘が歌う歌詞がこの作品のなかで
唯一パリの明るく美しい風景が描かれている
あの舞台の客席に戻りたい 映像でなく
奥行きのある舞台 演者の心が渦巻く生の物語を
もう一度「目撃」したい




