夢のかけら

day dream  こんな日は
心の中で 白いウサギを追いかけてみる

どこへ行くの どこへ行きたいの

よく晴れた朝 ドアの向こうは
マシュマロの街に変わっていた

すてきなものはどれも
純白の姿をしている

聖母の花束 永遠を誓うドレス
幸福の媚薬 ひとさじのお砂糖
新しいシーツ リネンのクロス
薄い陶磁器のティカップ  そして
ゆるやかに時を止める
けだるい午後の白昼夢

どうしょうもないくらい
すべてを投げ出したくなるとき
人の心は翼を持つという

どこへ行くの どこへ行きたいの?

重田幸子 詩

窓辺でカーテンが揺れる
ふわり と 舞い込んできた羽毛は
昨日見た夢のかけらかもしれない


ぱちん と 指の鳴る音がして
目の前に世界がよみがえる


いままでは夢  これからは

鏡をのぞくと 知らない私がそこにいる
とってもすてきな私が ほんとうの私が


day dream やすらかに私を癒す

天使の贈りもの